今、スポーツ界の様々な分野で「体罰」や「パワハラ指導」が話題になっています。。
そんな中、野球界も例外ではありません。
名門少年野球チームで、監督が選手に対してひどい体罰をしている動画が各ニュース番組で取り上げられました!!
そして気になるのが、この名門チームとはどこで、監督は誰なのか??ということ。
現時点では、大阪府にある長曽根ストロングという少年野球チームであるという情報が有力。
そこで今回は、話題の動画についての検証と、この動画のチームが長曽根ストロングであるという情報の信憑性を調査してみましたので、是非ご覧ください。
そして、野球と体罰についても一緒に考えていきましょう!!
目次
体罰現場の動画
では早速、ニュースで取り上げられた動画を見てみましょう。
体罰が行われたシチュエーション
○1塁を守る選手のランナーに対するタッチが甘く、判定がセーフ。そこからチームは3失点。
○それに対し、監督が激怒。
○1塁を守る選手に対して怒鳴りつけ、右手で平手打ち。選手が後ろによろけるほど。
○その後も攻守交替の度に、タッチが甘かったことを何度も叱りつける。
動画を投稿したのは??
動画を投稿したのは、チーム選手の保護者。
以前より、この保護者は地域の軟式野球連盟に体罰をなくしてほしいと訴えていたが、一向に対処してもらえず。
そこで、全国大会が終わったこのタイミングで動画の投稿を決意。
保護者は、日常的に体罰が繰り返す中で、なかなか声を上げることができない状況にあった。
先輩の保護者から、「殴られるのは期待されている証拠」という話も聞かされていたという。
元所属選手のインタビュー
元所属選手のインタビューでは、監督の体罰や暴力は日常的に行われていたことが発覚。
選手がエラーをしたりすれば、その選手が体罰を受ける。
それが日常的に行われており、選手たちもマヒしてしまっている状況。
軟式野球連盟の対応は??
これに対して、地域の軟式野球連盟は、、
「体罰は認められない」として、この監督に対して処分を下すことをコメントしている。
これに対して監督自身は、「チャンスをもらえるなら、体罰のないチームにしていきたい」と述べている。
以上が一連の動画の内容ですね。
現代においては、明らかに度を越した体罰と言えるでしょう。
もちろん、この監督にとっては昔からやっていることで、そんなに悪いことをしている意識はなかったのでしょうけど。。
ただ、かなり「感情」が入ってしまっていますよね。
指導ではなく、完全に怒り。
これでは選手たちは委縮してしまって、大好きな野球も嫌いになってしまうことでしょう。。
このタイミングで、保護者が勇気を出して動画を投稿したことは賢明な判断だったと言えます。
チームは長曽根ストロングス??
この動画では、関西の強豪チームという情報がすでに出ており、且つユニホームのデザインもおおよそ画像から認識できますね。
それを見た視聴者や関係者から長曽根ストロングスでは?との情報が多くでています。
今モーニングショーでやってる少年野球の体罰、長曽根ストロングスかな?
— みーちゃん (@mi_chaaaaan) September 2, 2018
少年野球の体罰って長曽根の監督やん
しょーみ川合テキサス見てたらまだましやな— 長谷川雄大 (@vX5fWx2zcTAyQCU) September 3, 2018
https://twitter.com/englishtest0te1/status/1039275928520515584?s=20
長曽根ストロングス、熊田監督インタビューhttps://t.co/YimmWSjoxG
少年野球の監督には問題の多い人がたくさんいるのは
昔からです。
本来であれば刑事罰の対象になる事案だが
体罰という言葉で誤魔化されている。— 文乃麹 (@39cozy) September 13, 2018
最後のツイートに注目です。
監督のインタビュー動画が載っていますが、ユニホームの色合いが動画のユニホームとほぼ一緒ですね。
また、他のツイートも見てみると、ほぼ長曽根ストロングスと特定して間違いはなさそうです。
(もちろん、断定はできません。)
この長曽根ストロングスというチームは、、
大阪府松原支部の軟式野球チーム。
OBには、西武の西川愛也選手などがおり、全国でもトップレベルのチーム。
全国の学童軟式野球大会で2015年、2016年と2年連続で全国制覇している名門中の名門です。
体罰をした監督は誰??
先ほどのツイートにも出ていましたが、、
監督は「熊田耐樹」氏。
チームの総監督。
おそらく、この熊田総監督の厳しい指導がここまでチームを強くしている要素でもあるとは思いますが、やはり体罰は認められません。
せっかく指導者としての能力があるのなら、今後もし復帰されるのなら、違った指導法で選手たちを育ててほしいですね。
19件の体罰リスト
保護者からは、この動画だけでなく、これまでの19件にも及ぶ体罰リストが提示されているようです。
おそらく、19件どころではないでしょうけどね。
保護者が目撃しただけでも19件ということでしょうから。
そのリストには、日付、選手名、体罰内容などが短い文面でリスト化されているようです。。
体罰は犯罪
今回の件をきっかけに色々と調べましたが、体罰は犯罪ということになるようです。
親には一定の範囲内での「懲戒権」(しつけ)が認められていますが、これはあくまで親のみ。
そのため、チームの指導者に「懲戒権」は認められていません。
また、学校教育法でも体罰は明確に「禁止」されています。
少年野球における古い体質が、少しでもなくなることを祈ります。。
最後に
いかがだったでしょうか??
今回は、様々な反響を呼んでいる名門少年野球チームの体罰問題についてご紹介させて頂きました。
これからも子供たちが野球という素晴らしいスポーツを楽しんでいき、野球人口を増やしていくためには、こういった古い体質は排除していく必要がありますね。
今回も最後までお読み頂いてありがとうございました。
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