管理人が今一番気になるのがこの選手。
日本ハム 斎藤佑樹投手。
野球に関心がない方でも、知らない方はいないほどの知名度。
2006年 夏の甲子園で「ハンカチ王子」と呼ばれ、一世を風靡。
決勝では、田中将大(現ヤンキース)を擁する駒大苫小牧と投げ合い、両者譲らず引き分け再試合。
決勝での引き分け再試合はなんと37年ぶり。
そして、再試合でも田中将大と投げ合い、斎藤佑樹が投げ勝ち、早稲田実業が全国制覇。
夏の甲子園史上、歴史に残る決勝戦となりました。
おそらく、この試合を超える決勝は、この先もなかなかでないでしょう。
この時の斎藤佑樹選手を、リアルタイムで見ていましたが、、
ハンカチで顔を拭くその姿、安定したコントロールとストレートの切れ、甲子園という大舞台でも全くもって動じないメンタル・・・
圧倒的な雰囲気と存在感を放っていました。
その後、斎藤佑樹は早稲田大学でも期待通りの成績をおさめ、卒業と同時にプロ入り。
日本ハムファイターズに入団。
しかし、皆さんもご存じの通り、彼はプロ入り後、とても苦しんでいます。
今シーズン(2019)でプロ9年目。
毎年のように引退や戦力外通告の予想がささやかれるなか、結果的には生き残っています。
「どうして、斎藤佑樹投手は戦力外やトレードにならないの??」
こういった疑問を持っている方が多いのではないでしょうか??
そこで今回は、斎藤佑樹投手が戦力外やトレードにならない理由、さらにプロ入り後の成績、そして現在についてピックアップしました!!
是非最後までご覧ください。
斎藤佑樹(日ハム)のプロ入り後の成績推移
1年目から現在までの勝ち負け、そして年俸の推移をまとめてみました。
- 2011年 6勝 6敗 年俸:1500万
- 2012年 5勝 8敗 年俸:3000万
- 2013年 0勝 1敗 年俸:3500万
- 2014年 2勝 1敗 年俸:2800万
- 2015年 1勝 3敗 年俸:2500万
- 2016年 0勝 1敗 年俸:2300万
- 2017年 1勝 3敗 年俸:1830万
うーん。
ひとめで分かってしまいますね。一番良かったのは1年目。
それ以降は思うような成績が全く残せていません。
年俸は右肩下がり。
2012年に右肩関節唇損傷のケガを負っているのが、ひとつポイントとなっているでしょう。
手術を検討した時期もあったようですが、結果的に手術は行っていません。
急速も以前よりも落ちていて、平均球速は約140キロ/h程度。
また、野球好きな方は気づいているかと思いますが、明らかにフォームが悪くなっていますよね。
簡単に言うと、高校時代や大学時代に比べて、重心が高く、手投げになっている印象。
この点も先述のケガの影響があるのでしょうか??
全盛期と現在のフォームの違いが分かる動画です↓↓
やはり、高校時代が一番躍動感があり、伸びのあるストレートを投げていますね。。
もう、この頃に戻るのは難しいのか。。
斎藤佑樹が戦力外やトレードにならない本当の理由
さて、ここまで成績が低迷している斎藤佑樹投手が戦力外やトレードにならない理由は何なのか??
- まだ投手として覚醒する可能性が残されているから
- 本来はもっと良い成績を残せる力を持っているから
- 監督やフロントサイドが斎藤佑樹投手に期待しているから
- 甲子園のスター投手だったから
こういった理由を思い浮かべるのではないでしょうか??
これらの理由もゼロではないでしょう。
ですが、本当の理由は・・・
「集客力」。
これです。
斎藤佑樹投手は、冒頭でも話した通り、圧倒的な認知度と未だ人気がある投手。
ルックスも良いですからね。
つまり、成績が良くなくても、斎藤佑樹投手が投げるとなれば注目が集まるし、ファンも観に行く。
プロ野球もファンを集客できなければ運営が成立しません。
グッズの売り上げも重要な要素でしょう。
そこそこ活躍しているレギュラー選手よりも、斎藤佑樹投手の方が集客力やグッズ売り上げ、宣伝効果などが抜群にあるわけです。
こういった理由から、日本ハムは斎藤佑樹投手を簡単に戦力外やトレードにはしないってことですね。
斎藤佑樹の現在は? 戦力外や引退への危機感はある??
昨シーズの成績は・・・
- 登板機会:3回
- 勝利:0
- 負け:1
- 防御率:7.27
またも成績は悪化。
本人自身も、「いつ戦力外が引退になってもおかしくない」・・
そういった危機感を持っているようです。
成績だけを見れば当然かもしれません。
ただ、彼は知名度、そして人気のある選手であり、先ほどお伝えした通り、圧倒的な「集客力」があるため、現役を続けることができています。
ただし、2019年も成績が悪い状況が続けば、戦力外やトレードもやむを得ないかも知れません。
そうなると、彼のセカンドキャリアはどうなるのか・・・。
また、今回色々と斎藤佑樹について調べていて少し残念だったのは、、
ベースボールマガジン社の社長さんへの高級車のおねだり?に関する報道や、合コンや夜遊び等の女性がらみのスクープがあったこと。
あくまで週刊誌の報道なので、すべて真実とは限りませんが。。
少し羽を伸ばしたい気持ちもあったと思うし、あれだけ騒がれてプロに入り、その後思うように結果がでない状況で、、
かなりの精神的ストレスもあるでしょう。
ただし、野球での悔しさは、野球で返してほしかったというのが管理人の本音です。
斎藤佑樹のプロフィール
- 1988年6月6日生まれ(29歳) ※2019年1月現在
- 群馬県太田市生まれ。
- 身長:176cm 体重:76キロ
早稲田実業学校高等部→早稲田大学→北海道日本ハムファイターズ(2010年ドラフト1位指名)
高校時代の華やかな活躍は、冒頭にお伝えした通り。
大学時代も、4年間を通して、東京6大学野球史上6人目となる通算30勝300奪三振を達成。
また、世界大学野球選手権大会と日米大学野球選手権大会に大学日本代表として「4年」連続選出されたのは史上初。
まさに高校→大学までは、野球エリートど真ん中。
「持っている」男としか言いようがない活躍ですね。
最後に
いかがでしてでしょうか?
管理人以外にも気になっていた方が多かったと思います。
まだチャンスはあります!!
高校・大学時代の華やかな姿をもう一度見せてほしい。
彼は必ず「持っている」と信じている!
そしてもう一人、甲子園で一躍大スターとなりながらもプロ入り後に思ったように成績を残せていない選手がいます。
堂林翔太選手(広島カープ)。
彼もまた、斎藤佑樹投手と同じように過去の栄光とは裏腹にプロの世界の厳しさにぶち当たっています。
堂林翔太選手の現在と苦悩をこちらかご確認ください↓↓

>>>斎藤佑樹(日ハム)が戦力外やトレードにならない本当の理由とは??
今回も最後までお読み頂いてありがとうございました。
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