今や高校野球の頂点に君臨する大阪桐蔭 野球部。
ここ数年の大阪桐蔭の強さは異常。(笑)
しかし、驚くべきことに、大阪桐蔭 野球部の人数は3学年合わせても60人程度。
1学年20人程度です。
普通、甲子園常連校ともなると100名を超える高校もざら。
なぜ、部員数が少ないのか?
なぜ、少ない部員数でもここまで強いのか?
これらの疑問を解決すべく調べてみましたので、是非ご覧ください!!
大阪桐蔭 野球部の部員数が少ない理由
先ほどもお伝えした通り、大阪桐蔭 野球部の1学年の人数は約20人。
甲子園常連校の中ではかなり少ない方ですね。
実はこれには理由がありました。
大阪桐蔭 野球部(硬式)に入部する選手たちは、全員「推薦入学」。
つまり、一般入試で入学⇒野球部に入部という流れは存在しないんです。
また、運動部、吹奏楽部の生徒は「体育・芸術コース」(Ⅲ類)というコースに属しているそうです。
このⅢ類の試験方法が全員推薦入学ということです。
中学生の頃から、全国区で活躍しており、確かな経験や実力を持った生徒だけが推薦入学の権利を与えられる。
簡単に言えばスカウトですね。
そして、この野球部の推薦入学では毎年20名前後の生徒が入部するそうです。
大枠の人数が元々決まっていて、野球部以外の運動部や芸術系の部も同じ20名前後、推薦入学で入部するそう。
野球は、試合に出れる人数は9名。
1学年にその2倍以上の人数且つ、全国から選りすぐりの逸材達が入ってくるとすれば、十分と言える人数なのかも知れません。
そして、推薦枠を20人という人数に設定しているのは、名将「西谷監督」の意向もあるようです。
実は西谷監督は、野球部の選手たちの「進路指導」もとても丁寧に行うことで有名。
大学野球に進学する場合は、どの大学がその選手に適しているか?? どの大学であれば1年生から出場しやすいか??(ポジションに穴があるか)など・・
これらを綿密に調査するほど。
そうなると、あまりに部員数が多いと指導しきれない・・ということもあり、今の人数に落ち着いているようです。
部員数が少ないのに強い理由は??
2018年は春夏連覇。史上最強とも言われたチームでした。
毎年、本当に強いチームを作り上げてきます。
この部員数の少なさで強さを維持している理由を挙げていきますね!
スカウトされるのは全国のエリート達
まず1つ目がこれ。
先ほどもお伝えした通り、野球部に入部できるのは、推薦入学の権利を与えられた選手のみ。
当然、全国のエリート中のエリート。
そして、大阪桐蔭では西谷監督自身が積極的にスカウト業務を行います。
西谷監督の目にとまった選手ということはもうそれだけで能力は相当高いはず。
※西谷監督のスカウト方法については以下の記事にまとめています。

>>>大阪桐蔭 西谷監督のスカウトの裏側!! その驚くべき実態とスカウト方法とは??
U-15 野球日本代表を選抜する中学生トライアウト会場などにも積極的に顔を出しているようです。
徹底した寮生活や練習内容
大阪桐蔭 野球部は全員が3年間の寮生活。
携帯電話は禁止など、私生活まで徹底して管理されており、全ては野球で勝つための生活。
練習に関しても専用グランドがあり、雨天練習場まで完備された環境。
平日は授業の後、夜22時まで練習。
土曜日は午後から夜20時頃まで練習。
さらに日曜日は午前9時から練習を開始。
そして、練習量もさることながら、内容も常に実践形式だそう。
古臭い伝統のようなものは一切排除され、とにかく「野球」だけに打ち込む環境が整えられ、選手たちも甲子園で優勝することに集中して練習に取り組む。
おそらく、これだけ全国制覇にフォーカスした野球部は大阪桐蔭以外に見当たらないでしょう。
追い込み方が違う。
覚悟が違う。
今年、大阪桐蔭は県予選での履正社高校戦。9回裏ツーアウト、ランナー無しの時点で負けていました。
まさか県予選でそんな状況に追い込まれるとは誰も予想していませんでした。
それでも彼らはやはり格が違った。
1ミリも慌てることなく、4者連続でフォアボールを選び同点、さらに最終的に逆転勝利。
この場面で4人のバッターが冷静にフォアボールを選べるというのは、普通の高校生のメンタルでは無理です。
大阪桐蔭 野球部の寮生活や練習については以下の記事にまとめています。

最後に
いかがだったでしょうか??
今回は、大阪桐蔭 野球部の部員数と少ない部員数でも強さを維持できる理由についてご紹介させて頂きました。
これからも大阪桐蔭は勝ち続けるでしょう。
これからもどんなスター選手が輩出されるか楽しみですね。
今回も最後までお読み頂いて、ありがとうございました!!
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