2017年オフ。村田修一が巨人から戦力外通告。
正直、多くの人が驚いたと思います。
確かに、ここ数年は打撃の調子の波が荒く、原監督時代には不調が続いた村田修一ですが、その実力と人気度や知名度を考えれば、戦力外通告を予想した人は少なかったのではないでしょうか。
しかし、戦力外通告を受けた村田修一は、野球選手という現役生活を続けることに拘りました。
確か、独立リーグ?に移籍したんだっけ?
そのくらいの認識の方が多いと思いますので、今日は村田修一の移籍先と今、そして男 村田修一の生き様を追っていきたいと思います!
※情報更新!!
⇒H30年の独立リーグシーズン終了をもって、引退を決断。プロ野球復帰はならず勇退されています!!
村田修一の基本情報とこれまで
福岡県出身。37歳(2018年5月時点)
身長:177cm 体重92㎏
ポジション:内野
東福岡高等学校→日本大学→横浜ベイスターズ(2003ー2011)→読売ジャイアンツ(2012-2017)
2017年オフに巨人から自由契約となった(いわゆる戦力外通告)。
横浜時代、そして巨人へ移籍
2003年に横浜ベイスターズに入団し、4番に定着したのは2007年。
2007年は全試合に「4番・サード」でスタメン出場。
2年連続となる30本塁打、100打点を達成しこの年、本塁打王を獲得。
2008年には、球団新記録となる46本塁打を記録し、2年連続の本塁打王を獲得すると同時に、自身初の打率3割を記録した。
今振り返ってみると、村田修一の全盛期はこの2007年~2008年であったと言えます。
その後、2011年にキャプテンに就任しましたが、同年オフに巨人への移籍を発表。
この時、村田修一は巨人への移籍理由として、「やっぱり勝ちたいという目標がありますし、来年から優勝争いをしたいという考えを捨てきれなかった」と説明しています。
2012年5月に、巨人の第76第4番打者に座ります。
ただし、この年は打撃不調が続き、9月のヤクルト戦では、当時の原辰徳監督より「強制帰宅命令」が出されたのは有名なエピソードです。
2013年も序盤から前年に引き続き、打撃不振に陥り、一時は9番に座りました。
しかし、シーズン途中でフォーム改造に取り組み、復調。
最終的に最多安打のタイトルは逃したが、自己最多の146安打を記録。また、3年ぶりに25本塁打。そして5年ぶりに打率3割超え。
その後、2015年~2017年は、かつてのホームランバッターという姿は影をひそめ、本調子とは言えない成績が続きました。
個人的には、やはり巨人に移籍してから、本来の村田修一の良さがなくなってしまったように感じます。
確かに、2013年に最多安打は記録していますが、安打が増えていてもホームランは30本に届いていません。
巨人という特殊な環境、そしてプレッシャー、原監督の采配など、あらゆる要因が村田修一を苦しめたように思います。
特にバッティングフォームはなんというか、小さくまとまってしまって堅苦しく、TVで見ていてもタイミングの取り方も固いので打てる気がしませんでした。。
何かの番組で、村田修一が特集されており、その時の記憶では、彼はとても繊細な性格で、すぐにメンタルがパフォーマンスに影響してしまうそう。(外見とは大きく違うようです)
そしてついに、巨人から戦力外通告を受ける形となります。
村田修一の生き様
巨人から戦力外通告を受けた村田修一は、現役続行の意思を強く明示しました。
しかし、なかなか他球団からの声はかからず、やはり引退か・・と思われた矢先。
彼は大きな決断をしました。
独立リーグのBCリーグ・栃木への入団!!
BCリーグは、2006年に創設された日本で2番目のプロ野球独立リーグです。
10球団が東西5球団ずつに分かれてシーズンを戦います。
(試合数は東地区が70、西地区が60)
あれだけの成績を残し、昨年まで巨人の一軍でプレーしていた選手が、独立リーグでプレーするということを決断したということ。
ものすごい決断だったと思いますし、複雑な思いあったことは容易に想像がつきます。
それでも現役にこだわったということですね。
3月の入団会見にて、このように語っています。
「昨年10月に戦力外通告を受けて、長い間、いろいろと考え、悩むこともありました。しかし、野球を続けたいという気持ちが一番に立ち、それを抑えることができなかった。野球を続けたい、NPBを目指したいという思いをくんでいただいて、栃木ゴールデンブレーブスにお世話になることになりました。これから先、どういう道を歩いていくか分かりませんけれども、チームのために精一杯、毎日野球に精進していきます。」
引用:J:COMプロ野球中継 二宮清純コラム プロ野球ガゼット(2018年4月6日記事)
野球を続けたいという気持ちの強さが強く伝わってきます。
これから、村田修一が独立リーグで活躍すれば、独立リーグのレベル向上にも影響するかもしれません。
そして、可能ならNPBで活躍する姿を見てみたいですね!!
※2018年5月上旬の対巨人三軍戦にて、9回2アウトから逆転2ランホームランを打っています。
まさに「男」ですね。村田修一選手、これからも頑張ってください!!
⇒H30年の独立リーグシーズン終了をもって、引退を決断。プロ野球復帰はならず勇退されています!!
⇒H30年10月時点の情報では。巨人軍コーチへの就任が予想されています!!
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