岩手の強豪校と言えば、「花巻東高校」。
菊池雄星(現:西武ライオンズ)や大谷翔平(現:エンゼルス)を輩出した高校であり、高校野球ファンであれば、知らない人はいないくらいの知名度となりました。
毎年のように「強い」チームを作り上げてくる強豪校は、その裏に必ず「名監督の指導力」があります。
花巻東高校も例外ではなく、佐々木洋監督という実力のある指導者がいます。
管理人の私も、以前から佐々木監督にはとても興味があり、今回、その指導法を詳しく調べてみましたので、どうぞ、ご覧ください!
花巻東高校 野球部 佐々木監督のプロフィール

普通にイケメンですね。(笑) 東北感がない。(笑)
1975年生まれ
岩手県出身。
岩手県内にある黒沢尻北高校を卒業。
大学は国士館大学に進学し、野球部に所属。
大学卒業後は、横浜隼人高等学校に赴任し、同校硬式野球部コーチ。
1999年に花巻東高校に赴任。
バトミントン部顧問や硬式野球部コーチ、ソフトボール部監督の経験を経て、2002年に硬式野球部監督に就任。
監督就任後、甲子園には夏6回、春3回出場。
今年の春にも選抜に出場を果たしています。
(準々決勝で大阪桐蔭相手に0-19で敗退してしまいましたが)
甲子園での最高成績は、2013年の夏のベスト4。
あの菊池雄星や大谷翔平、その他、岸里亮祐(日本ハム2013年ドラフト7位)や高橋樹也(広島東洋カープ2015年ドラフト3位)。
佐々木監督の徹底した指導法。野球だけでなく「人」を育てる。
佐々木監督は、「選手を育てる前に人を育てよう」という信念を持ち、人間形成を重視する監督。
野球=人生と位置付けて、野球での取り組みを人生に活かせるように指導しているそうです。
あの大谷翔平が佐々木監督から学んだ言葉の中で「一番好きだ」と答えたのは、「権利と義務」。
これは、試合に出ている選手は全ての部員を代表しているという価値観から生まれた言葉。
スタンドで応援しているのは、ベンチに入れなかった部員たち。
彼らは試合に出ることができない。100人を超える部員の中で、ベンチに入れるのはたった19人。
さらに試合に出られるのは9人。
グランドに立つことができなければ、全力疾走することすらできない。
試合に出ることで、初めて全力疾走する権利が生まれる。
だから、試合に出る選手は、全力疾走という目に見える形で、ベンチ外の選手たちに対してその義務を果たす必要がある・・・という内容。
・・・とても深いですね。こうった視点を持った選手たちは、土壇場でやっぱり強いですよね。
また、大谷翔平が高校時代に、当初は150kmを目指すということを佐々木監督に話をしたところ、佐々木監督は「160kmを目指せ」と話したそうです。
その言葉を聞いた大谷翔平は、最初からできないと決めつけるのをやめようと思ったそうです。
そして、実際に大谷翔平は、高校時代に160kmを記録しています。
高校生で160km。
佐々木監督の言葉が、大谷翔平の可能性を引き出したといっても過言ではなさそうです。
また、佐々木監督の名言があります。
「日本一の目指すなら、日本一の全力疾走をしよう。日本一のカバーリングをしよう」
結果だけでなく、日頃の練習から日本一の姿勢で取り組むという考え方です。
また、佐々木監督は、徹底的に論理的に練習方法や知識を選手たちに伝えているそう。そして、「効率の良い」連取にもこだわっているようです。
いかに時間をかけずに結果を出すか。
そのために教材となるのは失敗の経験。
佐々木監督は、選手たちに積極的に失敗しろと言うそうで、大切なのは、失敗した時に現在の自分には力がないと認識して、修正していく力を育てているとのこと。
さらに、佐々木監督と選手たちの「信頼関係」が伝わる映像がこちら。
ベンチ入りできなかった3年生の選手たちに、最後のノックをするという映像。
野球以上のものを選手たちは学んでいるということが、強く伝わってきます。。
最後に
いかがでしたでしょうか??
花巻東高校の名監督、佐々木監督の独自の考え方や指導法についてお伝えさせて頂きました。
こういった監督の元で過ごすことができた選手たちは、一生の財産を手にして卒業することでしょう。
そして!!
東北にはもう1人忘れてはいけない名監督がいますよね??
そうです。福島県の強豪「聖光学院」の斎藤監督!! 斎藤監督もまた独自の理論に基づいた指導法で毎年、強いチームを作り上げてます。
その秘密を知りたい方はこちらをご覧ください↓↓

>>>聖光学院(福島)が強すぎる理由!そこには斎藤監督の驚くべき指導方針があった!
これからも花巻東の活躍に期待です!!
最後までお読み頂いてありがとうございました。
以下のページでは全国の高校野球強豪校スカウト達が注目する「スーパー中学生」の情報をまとめてあります!
それぞれの選手が、果たしてどの高校野球強豪校に進むのか・・・
おそらくこのページに載っている選手たちは来年の夏の甲子園に出ている可能性も!!
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