広島カープ 堂林翔太。
この選手を初めてTVで見たのは、2009年に彼が中京大中京のエース・4番(3年生)として甲子園に出場した時でした。
この年、中京大中京は堂林の活躍により、夏の甲子園を制覇。
打率.522 12打点 1大会通算最多タイとなる6二塁打を記録。
その実力と野球センスは誰がみても明らかでしたが、僕はなぜかこの堂林選手をみたとき、その実力以上に「スター性」のようなものをTV越しにも強く感じたのを覚えています。
言葉で表現するんがとても難しいのですが、「あ、絶対プロでスターになるだろうな」みたいな雰囲気です。(笑)
他の高校生とは比較にならないような雰囲気というか大物感がありました。
そのため、いつも堂林選手の活躍は気にしていましたがが、ここ数年、彼はとても苦しんでいます。
そこで今回は、大きな壁に苦悩する鯉のプリンス 広島 堂林選手をピックアップします!
目次
昨シーズン(2018)の堂林翔太は??
昨シーズンの成績は以下の通り。
- 一軍での試合出場数は63試合。
- 打率:.216
- 打点:5
- 本塁打:0
といった状況。(2018年シーズン終了時記録)
昨年(2017)よりやや出場数や打席数は増加したものの、打点は半分に減少、打率はほぼ変わらず・・・といったところ。
なかなか厳しい数字です。
プロは結果が全てですからね。。
その爽やかなルックスも相まって、スター性や人気度は申し分なし。
堂林が活躍すれば、広島カープの人気はさらに上昇すると思うのですが・・。
プロ入り後の広島 堂林翔太の成績は??
<2010年>
二軍生活に終始。ウエスタン・リーグ公式戦では100試合の出場で規定打席に到達。
打率:2.03 7本塁打 32打点。
三塁手として18エラーを記録。
<2011年>
二軍生活に終始。
打率:2.08 1本塁打 23打点。
三塁手として16エラー、遊撃手として10エラーを記録。
<2012年>
野村謙二郎監督からの期待を受け、開幕1軍。
開幕戦で7番三塁手でスタメン1軍デビュー。
一軍公式戦全144試合出場を果たしたが、両リーグワーストの29エラー。
150三振、得点圏打率.192 も両リーグワースト。
<2013年>
野村謙二郎がつけていた背番号7を受け継ぐ。
8月20日の対中日戦で受けたデッドボールにより左手の中指を骨折。この試合を最後に試合から遠ざかることとなり、結果、一軍公式戦には105試合の出場でシーズンを終えた。
打撃成績は総じて前年を下回った。
<2014年>
一軍公式戦全93試合に出場。
外野での出場試合数が、三塁での出場試合数を上回る形で、正三塁手への復帰には至らず。
本塁打数や打率が前年を上回ったものの、前年に続いて打撃が不調。
しかし、オールスターゲームにはセ・リーグで3年連続三塁手でファン投票1位。
<2015年>
4年ぶりに開幕一軍を外れる。
一軍と二軍を行き来する生活となり、一軍公式戦には33試合の出場にとどまる。
二軍では53試合で10本塁打、打率.283を記録するなど好調だったが、一軍デビュー後、はじめて一軍公式戦を本塁打0で終えたこともあり、入団後初めて減俸を提示された。
<2016年>
2年続けて開幕を二軍で迎える。
シーズン全体では一軍公式戦47試合に出場。
前年と比較すると出場機会を増やしたものの、代走や守備要員としての起用も多く、一軍への再定着は至らなかった。
さらにクライマックスシリーズや日本シリーズには全く出場できずに終わる。
オフには、「2017年に結果を残せなければ、その先はない」という危機感を抱きながら、秋季キャンプや新井貴浩との合同自主トレに励んだ。
<2017年>
この年も安定した成績を残せず、一軍と二軍の往復が続き、チームはリーグ2連覇を果たすが、一軍定着に至らず。
一軍公式戦出場数は44。
打率.217 本塁打1 打点11
以上が、プロ入り後から2017年までの成績一覧です。
このままだと広島 堂林翔太は戦力外の可能性も??
前項のシーズン成績に推移を見てみると・・・
うーん、もっと活躍できるポテンシャルがあるのに!!と歯がゆい気持ちになります。
やはり目立つのは、打撃の不調もそうですが、「守備」における失策数。
一時、イップスの疑いもでていましたが、元々本人曰く、守備は好きではなかったようです。
センスの塊のように見えますが、実は守備は苦手分野とのこと。
ただ、一軍に定着するにはどこかのポジションで守備も安定的なパフォーマンスが求められますが、今の広島は内野手・外野手ともに選手層が厚く、簡単にレギュラーを獲れる環境にはありません。
打撃面で覚醒し、爆発的な結果を残すようなことがないと、レギュラーを獲るのはかなりハードルが高そうです。
このままだと、「戦力外」の可能性も??と毎年ファンからは不安の声が上がっていますね。
広島 堂林翔太のプロフィール

最後に、堂林選手のプロフィールを載せておきます!!
- 年齢:26歳(2018年5月時点)
- 身長183cm
- 体重83Kg
- 出身地:愛知県
- 中京大中京高-広島
- 2009年ドラフト2位
- 2018年年俸1500万円
- 右投げ右打ち
- ポジション:三塁手、外野手、一塁手
小学校2年時に「豊田リトル」で野球を始める。
中学時代は「豊田シニア」に所属し、投手謙遊撃手。
中京大中京高校に進学すると1年春から投手としてベンチ入り。1年秋から2年夏まで打力を買われて一塁手のレギュラーになる。
新チームになってからは、エースで4番。
3年春の選抜大会ではベスト8。
3年夏の甲子園大会では全国制覇。
2014年にTBSアナウンサーの枡田絵理奈さんと結婚しており、2児の父。
枡田アナもなかなか安心していられないのでは??とのネット上での意見も多いようですね。
そんなことを言わせないくらい、ガンガン活躍しくれることを祈ります!!
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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